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コンセプト

 私たちの研究室は「人と生き物が共存し、多様な生き物で賑わう持続可能な社会づくり」を目的として、様々な人たちと連携しながら活動しています。

 

私たちヒトは、自然からの恵み(生態系サービス)を享受しながら生活を営んでいます。けれども、この数十年で生物多様性は大きく減少し、生態系の劣化が進行しています。同時に、地域で培われてきた自然資源を管理していくための文化や技術、価値も変容し、衰退してきています。

 

  今、「生き物と生き物のつながり」、「人と自然のつながり」、「人と人のつながり」を回復し、私たちの子供たちや、その子供たちが自然からの恵みをずっと得られ続けられる、持続可能な社会を構築していかなければなりません。そのためには、地域生態系の構造や機能、伝統的な資源管理技術の活かし方、多様な価値観を持つ人たちとの合意形成・協働手法など、幅広い分野にわたる情報や技術の蓄積が必要となります。

 

 私たちは生態学を軸足にして、これら多岐に渡る事柄についての研究にチャレンジし続けています。そして、研究成果を総合化し、生態系を持続的に保全・管理していくための計画論や社会システムを提案していきます。

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